小学校・保育園が危ない!不審者対策マニュアルを考えてみた

少子化社会という背景を考えれば、小学生・保育園・幼稚園などの児童に対する犯罪は現象傾向のはず。

と思って調べてみたら、むしろ不審者情報は年々増加傾向とのこと。

年度別痴漢・変質者、不審者発生件数推移
引用元:明石市教育委員会

これはなんとかしないといけないと勝手に思い、不審者対策について考えてみました。

少しでも教育機関や保護者の方々の参考になれば嬉しく思います。

不審者増加の理由

人によって見解も分かれるだろうが、私なりに不審者情報が増加している理由を考察してみる。

賛否あるだろうが、そこは個人的思考もあるということで、ご容赦を。

神経質な保護者が増えた

神経質でヒステリーを起こす母親イメージ

インターネットサーフィンをしていると時々こんな内容を目にする。

  • 公園で子供に挨拶したら通報された。
  • 格好が怪しそうだったから通報した。
  • 通報されるのが怖くて、転んだ子供を放置してしまった。

などなど。

つまり不審者が増えたわけではなく、不審者通報が増えたという理由。

現代では、昭和生まれ田舎育ちの私には考えられない理由での通報が頻繁になされているらしい。特に東京などの都会。

酒鬼薔薇事件など物騒なニュースが脳裏に焼きつき、そのようのことになってしまうのかもしれないが。

子供が可愛くて過剰な反応をしてしまうという気持ちはわからなくもない。

私の場合は、子供どころか結婚すらでき(以下省略)

地域の交流が減った

井戸端会議をするご近所さん

個人的にはこれは非常に大きいと思っています。

  • 隣近所の住民の顔すら知らないのが普通。
  • 知らない人にお節介を焼くと睨まれる。
  • 人の子供に注意すると鬼の形相の親が登場。

こういった時代背景のあり、地域での交流は非常に薄くなっています。

私が子供の頃は、他人と挨拶することなく自宅~学校間を登下校できた試しはありません。
(ちょっと大げさに書きました)

どうしてこれが不審者や犯罪増加の理由になるのかといえば、監視者が減ったのと同意だからです。

地域の人が積極的に他人の子供と接している場合、犯罪者や不審者からすると怖くてたまらないのではないでしょうか。

いつ物陰や壁の隙間から、世話好きなおじさん・おばさんが出てくるかわかったもんじゃありません。

景気低迷・モラル低下

不景気を視覚的に表した画像

ご存知の通り日本の景気は低迷しています。

そして景気の低迷は、その国の犯罪率・モラルに直結します。
民族や文化にもよりますが、どこの国の歴史を見てもこの事実は明白です。
(参考:犯罪の九割は失業率で説明がつく

景気が落ち込むことによって窃盗・強盗といった犯罪の増加は想像できるでしょうが、データによるとその他全ての犯罪が比例するようです。

もちろん子供を狙った犯罪も例に漏れません。

不審者対策マニュアル

このような不審者増加の社会的背景を受け、どういった対策ができるのか思案してみました。

保育園・小学校などの教育機関ができる対策

一般的な保育園・幼稚園

不審者情報が増えているのに、特に目立った対策をしていない教育機関が多いように見受けられます。

何かが起こってからの対策では意味がありません。

後手後手にならないよう、できることはやり、児童をより安全に犯罪から守っていただければありがたいです。

日本の将来は、今の子供達にかかっているのですから。

【対策1】防犯カメラを設置する

不審者の防止に効果的な防犯カメラ例

保育園・幼稚園・小学校の防犯カメラ設置率は約30%と言われています。

あなたの施設では設置していますでしょうか。

監視カメラには大きく2つのメリットがあります。

  1. 犯罪の抑止力
  2. 犯罪が行われた時の解決促進

日本のみならず世界的に防犯カメラの抑止力に関するテストはされていて、効果はそれぞれですがその全てが抑止力があると認めています。

突発的な暴力事件などには抑止力効果が薄く、計画的な犯行には抑止力効果が高いようです。

防犯カメラの相場は30万円と非常に高価なものですが、子どもたちの安全には代えれません。

校門周辺にだけでも、設置しておくべきではないでしょうか。

このように非常に安く設置してくれる業者もあるようなので、相談だけでもしてみることをオススメします。

【対策2】保護者との連絡を密に行う

保護者と携帯電話で会話をする女性教員

教員が保護者と密接に連絡を取り合っていれば、異変があればすぐに察知することができるでしょう。

今ではほとんどの日本人がスマートフォンを所有しているので、それを有効活用しない手はありません。

具体的にはLINE@を利用するのはどうでしょう。

LINEというアプリはご存知でしょうが、LINEがビジネス用として無料で行っているサービスがLINE@です。

会社の公式LINEアカウントがありますよね?
それを作れるわけです。

LINE@を活用すれば生徒保護者に一斉に情報を発信できます。

「今全児童を帰宅させました。」
「本日は◯◯のため、授業が長引いています。」
「近隣で不審者情報がありましたので、お迎えが可能な親御さんはよろしくお願いします。」

など、必要な情報を保護者の方と共有することで、未然に防げる危険もあるのではないでしょうか。

月1000通までは無料で配信できますので、上手に利用すれば費用も掛かりません。

LINE@公式サイト


【対策3】集団下校を義務付ける

商店街の中を3人の班になって下校する小学生

ほとんどの学校で取り組んでいることとは思います。
そしてほとんどの学校で、それなりの成果を出しているでしょう。

ただ先日遠出をしていた時、1人で下校している小学生(低学年と見られる)を見かけました。

自宅近くならしょうがないですが、おそらく大通りでしたので違うでしょう。

集団での登下校を徹底することは防犯の上で非常に大事でしょう。

つい1人で下校してしまう時、そういう時に不審者のターゲットになるんです。

定期的に保護者に協力してもらって、1人で下校していないか通学路でチェックするなどすると、子どもたちも1人で帰るわけにはいかないと意識し始めるのではないでしょうか。

保護者ができる対策

仕事や家事で忙しいこととは思いますが、工夫すれば保護者にもできることがあるはずです。

一人だけで行うのではなく、ママ友など同級生のお母さん方と協力しあって行うことで、無理なく効果的な対策をしていけるでしょう。

【対策1】子供の登下校時に同行する

交通安全と書かれた黄色い旗を持って不審者から子供たちの安全を守るお母さん

すでにPTAや子供会の取り組みとして全国的に行われている運動で、安全面以外にも効果をあげているようです。

当番制にして同行し、見守るだけです。

場所によっては地域ボランティアにも協力をしてもらって活動しているようで、子供の社会性を育てるという意味でも有効ですね。

もしお住まいの地域・学校でそのような取り組みがない場合は、保護者達で協力して作り上げると良いでしょう。

【対策2】防犯ブザーを持たせる

一般的に市販されているカラフルな防犯用ブザー

防犯ブザーは賛否が分かれるところのようです。

反対理由のほとんどが「いざという時に子供がブザーを使えるとは思えない。」といったもの。

その考えは正しいと思われますが、しかし私はそれでも持たせるべきだと考えています。

子供に何かをしようとしている不審者が、子供が防犯ブザーを持っているのを見た時どう思うでしょう。

大きな音が響き渡って取り押さえられる自分を想像してしまうのではないでしょうか。

監視カメラと同じで、抑止力としての効果が期待できるわけです。

そのためには

  • 一見して防犯ブザーとわかるデザイン
  • 遠目にも見えやすい大きなもの

を選ぶことがポイントです。
アクセサリーに見えるような可愛いものでは抑止力は期待できません。

【対策3】同級生の親御さんと交流

仲良しグループの同級生のママ友

幼稚園・保育園くらいになるとお友達も増え、帰宅後に友達と遊びに行く機会も増えるでしょう。

しかし児童を狙った犯罪がもっとも多発している時間帯が下校時間と夕方前ですので、帰宅後に遊びに出ることは下校中と同じく危険なのです。

しかし教育的にもそれを止めるわけにもいきませんので、そこはお友達の親御さんと

連携を取りましょう。

「今うちの子そちらに遊びに行ったからお願いね!」

このやり取りがあるだけで、不審者に遭って事件となる前に、未然に防げる可能性はぐんと上がることでしょう。

まとめ

  • 社会的背景のあり、不審者情報は増加している。
  • 防犯のカギは連携と防犯設備。

事件になってからでは遅いことですので、対策は早めに行っておきましょう。

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