日銀の愚策『マイナス金利』がニュースを賑わわせています。
夢のマイホーム購入を夢見ているパパ・ママはこのニュースを見てこう思ったはずです。
「金利がマイナス!?一軒家いつ買うの?今でしょ!!」
私もそう思いましたが、ちょっと安直でした(笑)
勉強したことをわかりやすく説明しますので、よろしければ読んでいってください。
マイナス金利とは
マイナス金利と聞いて想像することは、やはり自分たちに関する金利ですよね。
住宅ローンや自動車ローン、銀行の利息などなど。
でもそれは関係ありませんでした(笑)
関係ないというと嘘になってしまいますね。直接的には関係ないということです。
ニュースで騒がれているマイナス金利とは国債の金利の話です。
銀行は集めたお金を運用して利益を上げているのですが、その多くは日本国債に代表される国債に流れています。
「日本という国にお金を貸して、金利を取っている」
ということです。
それがマイナス金利発動によって、
「もう日本はお金貸してもらっても金利払わないからね!」
ということを発表。
日銀の狙いとしては、「国債で儲けれなくなった銀行は、余ったお金を企業や個人に積極的に貸し始めて経済が潤うだろう」といったものでした。
だが投資家はそうは判断しなかった。
そのため日経平均の急落や円安が起こったわけです。
住宅ローンはどうなる?
小難しい話が続いたので答えからいうと、住宅ローンの金利は少なくなっています。
現在変動金利は約0.625%、固定金利は約1.480%。
(※銀行や条件により変動しますので参考値とお考えください。)
過去の金利水準と比較すると、非常に安い金利です。
特に変動金利に関しては銀運営を圧迫するほど安く、ローン審査が非常に厳しくなっています。
どんなに安くても審査が下りなかったら意味ないですね(笑)
マイホーム購入のご予定が元々あったご家庭でしたら、これを機会に住宅ローン審査をお願いしても良いかもしれません。
通過すれば0.625%という激安金利で夢のマイホームに手が届きますからね。
ダメならいっそ固定金利というのもありかもしれません。
それでも数年前の半分くらいですからね。
後で後悔はしないよう、色々調べ、今から動いてみることをオススメします。
変動金利を安易に考えない
今は住宅ローンの金利も安くなっているということをお伝えしましたが、安易に変動金利を考えることにないように気をつけましょう。
固定なら特に問題はないのですが、変動金利の0.625%については”今は”その金利ということです。
後々の金利アップは必然です。
変動金利で計画する場合にも、固定金利でも生活がしていけるくらいの余裕を持ってプランを組むべきです。
金利が安いからとカツカツで計画すると、金利が戻ってきた頃に家計が破綻してしまう可能性もあります。
チャンスだからと今だけを見るのではなく、長期的なリスクヘッジ思考を取り入れつつ計画することが大切です。
2007年、アメリカで起こったサブプライムローンを悪い見本として胸に刻みましょう。