実家の愛犬(上画像)は結構口臭があって、顔を近づけると臭いのですが、歯周病の可能性が高いとのこと。
今のところエサやオヤツはちゃんと食べれているし、それ以外の問題はないのですが、とにかく臭いが激しい。
帰ると喜んで顔をペロペロ舐めてくるんですが、それが可愛いんですが・・・臭いもんは臭い(笑)
歯周病となると体調のことも今後心配だし、対処法を調べてまとめてみました。
目次
犬が歯周病になる4つの原因
「原因を理解すれば対処法もわかってくる」ということで、まずはどのような原因で歯周病になってしまうのか理解する必要があります。
常にお口が臭いワンちゃんの場合、多くは歯周病もしくは歯周病予備軍だということが原因のようです。
歯垢・歯石
人間と同じで、食べ物のカスや歯垢が溜まることで歯石ができ、歯石ができると細菌が繁殖して炎症を引き起こします。
その炎症が慢性化・悪化すると歯周病となり、臭いの元になります。
口腔内の傷
尖ったものや固いものを食べた時、破片によって歯茎が傷つき歯肉炎になることがあります。
通常は放置しておけば治るのですが、老化や体調不良の場合などは悪化して歯周病になってしまうことがあります。
加齢による抵抗力の低下
犬も加齢による老化で体力・抵抗力が落ちてしまいます。
若い時には問題にならなかったことが、老犬になってからでは病気の原因になることも珍しくはありません。
犬種によるもの
愛犬家の間でもあまり知られていないようですが、犬種によって口内環境は大きく異なる傾向にあるようです。
大雑把に分けると、小型犬は大型犬よりも歯周病になる確率が高くなります。
口が小さいほど歯磨きなどのケアがしにくく、食べ物が詰まりやすいためと考えられています。
歯周病以外の口臭の原因
歯周病の予防ではないのですが、口臭の原因は歯周病だけではなく他に起因することもあるのでそちらについて説明しておきます。
人間の口臭でもよく聞く話なのでわかるかもしれませんが、それは”胃腸内環境”です。
なんらかの病気や体調不良で胃腸が正常に動作していない場合、腐卵臭がすることがあります。
もしも胃腸が原因の場合は、深刻な病気の可能性もあるので獣医で診察を受けることをオススメします。
3つの口臭対策
本来であれば予防をしておくのが1番です。
- 定期的な歯磨き
- 歯磨き効果のあるガム・オヤツ
- 整腸作用のある食べ物(ヨーグルトなど)
これらで予防をしておけば口臭が堪えられないほど酷くなるなんてことはまずないようです。
しかしすでに酷い口臭を発しているなら改善することが必要となります。
獣医で歯石を取ってもらう
一番手っ取り早い方法が、獣医さんに歯石除去をお願いすることです。
30分~1時間で完了し、歯石が原因の場合には見違えるように変わります。
しかしデメリットもあり、一度歯石除去をすると歯に傷がつき、以前よりも歯垢・歯石が付きやすくなります。
その結果、定期的に歯石除去をしなくてはいけなくなります。
また通常は麻酔をかけて行うため、麻酔によるリスクもあります。
当然事前に体調や麻酔薬との相性をチェックしますが、特に高齢犬の場合はそれでもリスクが0になるということはありません。
行う場合は、事前に十分獣医さんと話し合ってから行うようにしましょう。
毎日歯磨きをしてあげる
歯磨きは予防方法なのですが、治療法にもなります。
人間のように虫歯で歯に穴が空いたりしてしまってはどうしようもなくなるのですが、基本的に犬には虫歯というものが存在しません。
毎日こまめに歯磨きしてあげることで口内環境の改善を図れば、少しずつですが口臭は減少していくでしょう。
すぐに効果が表れるわけではないので、長期的にコツコツと行いましょう。
サプリメントを与える
獣医での歯石除去リスクや歯磨きが難しい場合、サプリメントをオススメします。
犬のお口の臭い専門に作られたペットシアというサプリメントがあるのですが、非常に使用者の評価が高く、効果があるとのこと。
実家の愛犬は子供の時から歯磨きをしたことがなく、どうしようもないくらい嫌がります。
2人とかで力づくで押さえつつ歯磨きすればできないことはないでしょうが・・・可哀想ですよね。
かといって歳も13歳と高齢犬なので、今更麻酔してまで歯石除去というのも可哀想です。
色々と調べたところペットシアというサプリメントが良さそうです。
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【口臭の原因が歯周病ではない場合】
上記記述の通り、犬の口臭はだいたい歯周病が原因のようです。
が!腸内環境の悪化からくることもあるのだとか・・・。
便も臭かった場合はその可能性が高いようなので、その時はこれ。
どちらが適切かは愛犬の症状などからご判断ください。
まとめ
- 口臭がしてからでは様々なリスクが付きまとうので、予防を心がける。
- 歯磨き習慣は子供の頃からつけておく。
- 最近では良いサプリメントもある。