フリマアプリについて書きまくっている当ブログとしては書かないわけにはいかない!
フリマアプリ業界のビッグニュースです。
大手フリマアプリサービスの終了と、合併についてです!
目次
ラクマ終了のお知らせ?
2018/2/25のもって、ラクマはサービス終了となりラクマになります!!
全く意味がわかりませんよね(笑)
わかりやすく解説します。
まず、今まで皆さんが親しんだ「ラクマ」は終了になります。
しかしただラクマが終了するのではなく、フリルに吸収される感じ。
統合ということです。
はい、とりあえずはこんな感じ。
ここからがややこしいのですが、ラクマを吸収したらフリルはラクマという名前になるんです。ややこしや~。
なぜか名前が吸収母体の方ではなく、吸収された方に寄るという。
どうしてフリルではなくラクマになるのか
ここまで理解したら、誰でも思いますよね。
「え?なんで名前がラクマになるの?フリルでよくね?」と。
ここからは公式発表がないので推測が入りますが、まずフリルもラクマも楽天関連会社が運営するサービスっぽいです。
(実は私は知りませんでしたw)
で、人気が高いのが「フリル>ラクマ」だったので、統合となるとラクマがフリルに吸収されるというのは自然です。
しかし楽天としては、楽天が運営しているということが名前からわかりやすい「ラクマ」という名前が捨てきれなかった。
そのためにサービス面ではフリルに吸収させる一方で、名前はラクマにしたのではないか!
そう思うわけです。
皆さんはどう思います?
新しいラクマの規模
群雄割拠なフリマ市場ですが、ラクマとフリルは市場規模が上位に位置していました。(2017年6月データ)
順位と利用者割合は以下の通り
- メルカリ(94%)
- ラクマ(22.1%)
- フリル(19.4%)
なんとフリマアプリ上位2つが合併されるんですね!すごい!
しかし、見てわかるようにメルカリの力が圧倒的なので、それでも2位なんですね。
- メルカリ(94.0%)
- ラクマ(41.5%)
ただ、ダントツだったメルカリに食いつく規模にはなっているのではないでしょうか。
規模はメルカリ半分くらい。
いや、もともとラクマとフリル両方をしているユーザーもいることを考えれば、35%くらいかもしれませんね。
各ユーザーのすべきこと
別サービスの統合ということで、どちらのユーザーにとっても多少変化はあります。
特に旧ラクマユーザーはお引っ越し作業をする必要があるので、面倒臭がらずやっておきましょう。
やってみれば、そんなに大変でもないですので。
元ラクマユーザー
楽天IDを作り(すでに持っている方は省く)、フリマアカウントを作り(すでに持っている方は省く)、新ラクマ(フリル)と楽天IDを連携。
必要な方は、旧ラクマのユーザー情報をラクラクお引っ越しツール(※ラクラクお引越しツールのサービス提供は停止されました)を使って新ラクマへコピー。
あとは新ラクマ(フリマ)をインストールして楽天IDでログインするだけです。
ラクラクお引っ越しツールで新ラクマへ引き継ぎできるのは、以下3つです。
- 出品商品
- 過去の取引評価
- ユーザー登録情報
今まで頑張ってたまった評価も引き継げるというのは良いですね♪
元フリルユーザー
特にすることはありません。
ただ多少のサービス変更はあるので、利用者の方は一応確認しておきましょう。
新ラクマはこうなる!
主な特徴は以下2つ。
- 手数料が激安
- 決済方法の多様化
もともと手数料がすごく安かった両サービスですが、さらに安くなります。
売買手数料:無料
コンビニ・銀行ATM・郵便局決済手数料:100円
携帯会社キャリア決済:100円
クレジットカード決済:無料
キャリア決済に対応したことも大きいのですが、以下3つの電子決済も使用可能となりました。(すべて手数料無料)
- 楽天ペイ
- LINEペイ
- Paidy
今後のフリマ市場におけるラクマの予想
現在フリマ市場で独走しているのが、皆さんご存知メルカリ。
圧倒的1位です。
10%とトップクラスの手数料を取っているのに、どうして1位なのか。
なぜあえて手数料の高いメルカリを利用するのか。
この答えは簡単です。
利用者数が圧倒的に多いから。
購入者として利用している人で、「他のアプリで探しても見つからなかった商品がメルカリではすぐに見つかる」という経験をしたことがある人もいるのでは?
出品されている商品数も、もちろん圧倒的に多いです。
販売者として利用している人だと「他フリマアプリで5日売れなかったけど、メルカリにしたら1日で売れた」という経験をした方もいるでしょう。
購入目的でアプリを見ている人数も、圧倒的なわけです。
今までは「手数料が高いという」デメリットよりも「ユーザー数が多い」というメリットの方が強かったわけです。
でも新ラクマに誕生によって、この状況は変わっていくかもしれません。
メルカリほどではないけど、まあまあユーザー数が多くて手数料激安なフリマアプリができちゃったんです。
まずは、出品者が試しにやってみようと大量に流れるでしょうね。
しかも手数料がない分、ラクマの方が商品の値段は安くするはずです。
その状況を見た購入者は、ラクマへ少しずつ流れていくでしょう。
問題は、購入者が流れて来るまでの間、出品者にラクマに使い続けてもらえるかどうか。
ラクマの手腕にかかってきます。
いやぁ、面白くなってきましたね♪
ただ1つ言えるのは、「一社独占よりも競合と切磋琢磨してもらった方が業界は良くなる」ということ。
ラクマさんには頑張って欲しいところです。