普通は洗濯物は外に干すものなのでしょうが、私はいつも部屋干しです。
本当は天気が良い日に日光の下で干したいのですが、それができない理由があります。
この家、外に干すと高確率で糞されるんですよね・・・スズメさんに(笑)
それ以外にも様々な理由で部屋干しするしかなくなった人も多いことでしょう。
- 洗濯物を通行人などに見られたくない。
- 下着泥棒などの被害に遭いそうで怖い。
- 仕事の都合で昼間に洗濯物を干すことができない。
- 大道路などに面していて、排気ガスが気になる。etc…
そこで気になるのが臭いです。
15年間、部屋干しでも服が臭くなったことのない私が徹底解明してみました。
目次
そもそもなんで臭くなるの?臭いの原因
部屋干しでの臭いの原因は、一言でいうと雑菌の繁殖です。
雑菌がニオイのもとになる物質を作っているのです。
具体的には
- 中鎖アルデヒド
- 中鎖アルコール
- ケトン
- 窒素化合物
- 硫黄化合物
- 脂肪酸
といった化合物です。
完全に除菌することはまず無理ですが、雑菌を減らしたり繁殖を食い止めるだけなら難しくありません。
雑菌が繁殖しなければ臭いの元もほとんどできないというわけです。
しかしそれは人間の嗅覚では不快と感じないレベルです。
例え天日干しをしても、完全除菌はできません。
部屋干しの臭い対策
原因はハッキリしました。
後はその原因がなくなるように対処法を考え、対策するだけです。
洗濯が終わったらすぐに干す
雑菌は湿った環境を好みます。
なので洗濯後に濡れたまま放置された衣服は、雑菌にとっては天国なんです。
洗濯が終わったらすぐに干すことを心がけましょう。
濡れたまましばらく放置された洗濯物からは、高確率で嫌な臭いがするようになります。
洗濯槽を定期的に掃除する
普段掃除されることのない洗濯槽は菌やカビの温床になっていることがあります。
人には見えない部分なため、全く気にしていない人も多いようですが、裏側は真っ黒ということも珍しくありません。
ドラッグストアなどに洗濯槽を綺麗にする薬剤などが市販されていますので、3~6ヶ月に1回使用すると良いです。
干す時は、洗濯物同士適度な間隔をあける(早く乾かす)
狭い部屋で洗濯物が多い時にやってしまいがちになりますが、洗濯物同士の間隔を広く保つ必要があります。
間隔が狭いと周囲の湿度が上がり、乾くまでの時間が長くなります。
風通しも悪くなるので尚更です。
雑菌は湿度の高いところで繁殖しやすくなりますので、当然のことながら乾く時間が遅くなれば臭いもしやすくなります。
可能であれば、除湿機を使うとかなりの対策効果があります。
雨の時期など、私は出かける前に部屋干しをして、部屋の除湿機をONにして出かけたりします。
乾くスピードがかなり変わるのでオススメですよ♪
除湿機が難しければ扇風機で風邪を当て続けるという方法もあります。
扇風機だと空気も汚れにくいし電気代も安いし、小さなお子様がいるご家庭では最適かもしれません。
部屋干し用洗剤を使う
部屋干し用と書かれている洗剤は、一般的な洗濯用洗剤よりも殺菌力が違います。
洗濯終わりの菌の量が減ることで、かなり臭くなりにくくなります。
少し値段は高くなりますが、いつも部屋干しをするという方は、洗剤を替えてみる価値はあります。
お湯で汚れを徹底的に落とす
細菌は皮脂やアカなどの汚れを食べて増殖しますので、汚れを落とすほど臭いの元は少なくなるというわけです。
より多くの汚れを落として部屋干しでも臭いにくくする洗濯方法をご紹介します。
ぬるま湯で洗う
非常に簡単ですが、これだけで冷水では落ちなかった汚れが結構落ちます。
40~50℃くらいの服繊維を傷めない程度のお湯で普通に洗濯するだけです。
熱湯につける
いつも臭くなりやすい服は、洗濯前に熱湯にしばらくつけておき、出したらすぐに洗濯します。
汚れが落ちやすくなるのはもちろんのこと、殺菌効果も十分に期待できます。
ただ生地によっては大きく痛むことになるので、行う前に服についているタグで熱湯がOKか確認しておきましょう。
まとめ
あまり難しいことをしなくても、以上のことを行えば、ほとんどの方は悩みが解消されるはずです。
1つ1つは面倒かもしれませんが慣れてしまえばこっちのもんです(笑)
ぜひお試しください。