公共料金の中で、電気代と並んで家計を圧迫するガス料金の節約方法をご紹介します。
ガス代のほとんどは、「炊事」「お風呂」に使われています。
この記事では「お風呂」に焦点を絞って、誰にでも簡単にできる節約術を紹介していますので、できるところから始めてみてください。
ちゃんとした知識を身につけ、節約を習慣化できれば、年間1万円以上を浮かせることも可能です。
すぐできるお風呂節約術
風呂蓋をする
お風呂のガス代が高いご家庭は、追い焚きによって高くなっているケースが非常に多いです。
浴槽の大きさ等にもよりますが、1℃お湯を温めるためには約3円が必要になります。
3℃の追い焚きを1日5回すると45円、一ヶ月で約1500円追い焚きのためにガスを使っているということになります。
追い焚きを防ぐためにはお湯を冷めさせないこと。
そのために有効なのが風呂フタです。
必ずこまめに風呂ふたを閉めるようにしましょう。
圧迫感が気にならない方は、入浴時も首の部分以外閉じておくと、かなりお湯が冷めにくくなります。
換気扇を切る
マメに換気扇を付け、入浴時まで換気扇を回している人もいますが、節約という観点ではNGです。
換気扇をつけることによって浴室の温度は急激に下がります。
そして浴室の温度が下がれば下がるほど、浴槽内のお湯から熱が奪われていきます。
つまり追い焚きの必要回数が上がるわけです。
換気扇をつけるのは家族全員の入浴が終わってからにしましょう。
夜中に換気扇をつけているだけでも、十分にカビの発生は防ぐことができます。
夏場は午前中に水を入れておく
季節によって外気温は激しく変化しますが、実は水道の水温は外気温ほど変化しません。
引用元:東京都水道局
夏は外気温が暖かくなるので、午前中に浴槽を掃除して水を入れておくことで、夜には自然に外気温付近の温度まで上昇します。
水道水温度:23℃
外気温:33℃
と仮定すると1日当たり約30円、1ヶ月約900円節約できる計算になります。
夏場しか使えない方法ですが、簡単で効果的なのでお試しください。
間隔を開けずに入浴する
特に複数人の家族で効果的です。
風呂フタを閉めた状態でも、お湯の温度は1時間で約1℃下がります。
つまり家族全員の入浴完了時間が1時間伸びると、約3円を無駄に使うことになります。
4人家族で19時~24時の間でそれぞれ入浴している場合と、19時~22時で入浴している場合だと、1日約6円、月に約180円無駄にしていることになります。
無理のない範囲で、まとめてお風呂に入ることで、少ないですが節約に繋がります。
保温シートを浮かべる
風呂ふた同様、お湯の温度を守る効果があります。
風呂ふたと併用することでより効果的ですが、保温シートの場合は消耗品なので定期的に安価なものを買い換えましょう。
お風呂専用シート以外の保温シートだと防水機能がついていないため、逆に高くついてしまいます。
大きめのお風呂専用保温シートを購入し、調度良い大きさにカットすることをオススメします。
首部分だけを切って、入浴時にもシートを貼ったままにすると、より追い焚きする機会が減り、大きな節約効果が期待できます。
最初は面倒だが効果絶大な節約術
プロパンガス(LPガス)のご家庭に限るのですが、驚くほど効果的な節約方法があります。
使うガスを減らすのではなく、ガスそのものの値段を安くする方法。
地域・ご家庭によってはこれだけで軽く月5000円以上の節約効果になったりします。
詳細は別記事で詳しく解説していますので、こちらをお読みください。
個人的には衝撃の事実だったので『裏技』と大層な書き方をしてしまいましたが、ガス会社に勤務している人によると、普通の知識らしいです(笑)
本当無知って損です(´・ω・`)
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