誰でも審査無しでクレジットカードのようなものが持てるということで注目を集めているバンドルカード。
未成年でも簡単に使えるということで大学生はもちろん、中高生にも大人気なようです。
親が子供に持たせるということも増えていますね。
そこで気になるのが安全性。
本当に子供に持たせても問題ないものなのでしょうか。
安全性について調べつつ、独自の考えも解説させていただきました。
目次
バンドルカードとはなんぞや
まずはバンドルカードがどんなものなのか知らないと何も理解できませんw
ということで、さらっと説明します。
バンドルカードはチャージ型プリペイド決済サービスです。
はい、超わかりにくいですねw
基本的にはnanacoカードやSuicaみたいなもんです。
だいぶわかりやすくなりましたか?
あらかじめお金をチャージしておいて、支払いの時にクレジットカードみたいに使える便利グッズ。
支払いがあっという間に終わるだけではなく、現金を持ち歩く必要性すらなくなります。
(※後述しますが例外アリ)
ただ皆さんが知っている他のチャージ型プリペイド決済サービスとは大きく違う点が特徴が3つあります。
- VISAが発行しているため、他に例を見ないくらいあらゆる店舗やサービスで利用できる。
- 後払いも可能。
- ネットでだけ利用できるバーチャルカードというものも選択できる。
なんとなく理解できたところで、そろそろ安全性についての話に移っていきます。
ここが怖い!バンドルカードの不安要素
どういうものか理解できたら、バンドルカードの不安な部分も出てきますね。
- スマホやカードを落とした時、誰かに悪用されるのではないか。
- ウイルス・乗っ取りなどの心配はないのか。
- 知らない内に減ってそう。
- 後払い(ポチッとチャージ)しても大丈夫か。
では1つずつ見ていきましょう。
スマホやカードを落とした時、誰かに悪用されないの?
万が一落としてしまったら、拾った人に悪用されてしまうのではないか。
クレジットカードでもそうですが、ここはとても不安ですよね。
でも万が一の時も、対応策さえ知っていたら問題なさそうです。
スマホを落としてしまった場合
バンドルカードは他の端末からでもWEB版からログインできます。
IDとパスワードさえ忘れなかったら、家にあるPC、友達のスマホなどからログインできるということです。
万が一紛失してしまった場合には、すぐに他端末から利用停止しましょう。
利用停止されたバンドルカードは、その後誰であれ使うことができなくなるため、被害に遭うことはありません。
カードを落とした場合
カードを紛失してしまった場合には、スマホアプリから利用停止しましょう。
5秒くらいあれば完了します。
利用停止されたバンドルカードは、その後誰であれ使うことができなくなるため、被害に遭うことはありません。
ウイルス・乗っ取りなどの心配はないの?
よく他アプリで問題になりがちなウイルス・乗っ取り問題。
バンドルカードでも同じような被害は起こり得るのでしょうか。
ウイルスで情報漏えいの可能性は?
バンドルカードについての過去ニュースを片っ端から調べてみましたが、ウイルスに関する被害は1度も報告されていません。
そもそもバンドルカードを発行しているVISAのセキュリティはご存知のように世界最高水準なので、ウイルスに関してはまず心配することはなさそうです。
ただし自分の端末がウイルスに侵された場合は話は別です。
この場合はバンドルカードだからという話ではないですが・・・。
乗っ取り被害はないの?
LINEやTwitterなどのSNSでよく耳にする乗っ取り被害。
実はバンドルカードでも乗っ取り被害は存在します。
一番多いのが第三者に以下3点を知られた場合
- バンドルカード番号
- セキュリティコード
- 有効期限
バンドルカードは使用方法がクレジットカードと同じなので、クレジットカード同様この3つの情報があれば使用できてしまいます。
絶対に人にカードを見せたりしないようにしましょう。
インターネットで写真を撮って貼るなんてことはもってのほかです。
ログインID・パスワードも他の人の知られないように。
万が一第三者に知られてしまった場合には、アプリから利用停止を行いましょう。
知らない内に減ってたりしない?
乗っ取りなどがない限り、知らないうちに残高が減るなんてことはありません。
でも現金でもよくありますよね。
「使った記憶がないのにお金が減ってる」なんてこと。
(ほとんどの場合は自分がどこかで使ってるんですがw)
バンドルカードを使っていると、そんな心配もありません。
アプリを起動すると利用履歴というものがあります。
そこで「いつ何にいくら使ったか」すべての履歴が残っているので一目瞭然。
家計簿代わりにもなるので現金よりも無駄遣いが減りそうですよね。
後払い(ポチッとチャージ)しても安全?
バンドルカードを使う上で一番気をつけないといけないのはポチッとチャージでしょう。
いざという時とても助かる反面、使い方を間違えると危険なので、ポチッとチャージを利用する場合にはしっかりとどういうものか理解しておきましょう。
自信がないなら使わない方がベターです。
【ポチッとチャージ概要】
- 現金がなくても3,000~50,000円の範囲内で、ボタン1つでチャージできる。
- 利用手数料がかかる。(例:20,000円チャージした場合は800円)
- 支払期限は、チャージ翌月末。
- 支払い方法は「コンビニ・ネット銀行・銀行ATM」の3種類。
- 支払い期日を過ぎた場合は年利14%の遅延損害金を請求される。
上記の通り、支払い期日を過ぎてしまうと14%という利息を支払う必要が出てきます。これは消費者金融レベルの金利。
バンドルカードで一番気をつけないといけないのはこの部分です。
どうしてもお金が必要になった時には大変便利なポチッとチャージですが、支払い期日以内に確実に支払える時だけ利用しましょう。
ポチッとチャージを利用するということは、借金をするということを忘れてはいけません。
面倒な人はここだけ読めばOK!バンドルカードの安全性まとめ
上記のように、バンドルカードは使い方さえ間違えなければとても安全です。現金よりも安全と言って良いでしょう。
しかしポチッとチャージを利用する場合だけは話が別。
- この記事の内容が理解できない。
- 物欲で自分をコントロールできない。
- 計画性が人一倍乏しい。
これに該当する人は「ポチッとチャージだけは利用しない」というルールを設けた上で作りましょう。そうすれば安全・便利に活用することができるでしょう。
もちろん支払い期日をちゃんと守れるならポチッとチャージはいざという時とても便利な機能なので、ありがたく利用しても良いでしょう。