お金に困った人が手っ取り早く稼ぐ手段として市民権を得ている(?)治験アルバイト。
マグロ漁船と並んで、都市伝説とされている治験アルバイト。
ゴキブリ以上に危険と名高い治験アルバイト。
実際のところはどうなのだろうか。
気になるので調査開始!
目次
治験モニターとは・治験アルバイトとは
この記事に行き着いた以上いないとは思うが、もしかしたら治験のことを知らない人もいるかもしれないので、それについて少々解説。
Wikipediaにはこう記してある。
治験(ちけん)とは、医薬品もしくは医療機器の製造販売に関して、医薬品医療機器等法上の承認を得るために行われる臨床試験のことである。元々は、「治療の臨床試験」の略であるという。
製薬会社が新薬を開発した場合、それを商品として世に出すためには厚生労働省の許可がいるらしい。
そして許可を得るためには人への有効性・安全性に関しての科学的データが必要で、そのデータを作ることを目的として行われるのが治験。
もっと砕いて書くと
「新薬完成!誰か試させて~!実験させて~!」
というのが治験です。
怖い・・・怖すぎる((((;゚Д゚))))
治験モニターや治験アルバイトについてはもうおわかりかと思うが、治験対象になって給料をいただくアルバイトです。
「新薬の実験モニターになるからお金くれ~(゚∀゚)」
というわけです。
治験の危険性
概要からのイメージだけだと怖すぎますね。
よくこの日本で人間をモルモットにするような狂気が許されてきたもんだと。
どんだけの人数が死にいたり、どんだけの人数が副作用に苦しんでいるのやら。
日本国内での治験による副作用件数を調べたら、独立行政法人医薬品医療機器総合機構のHPにこのようなデータがありました。
平成24年度:891
平成25年度:780
平成26年度:910
ほれ見たことかぁぁ!!!
しかし日本で年間に治験をしている人数は4~5万人ということらしいので、確率的に計算すると、2%以下。
少ないような気もするけど・・・どうなのだろうか。
万が一自分がその2%に該当してしまったら・・・。
そう思って色んな体験談をまとめたところ、思ったより大丈夫そう。
治験中に気持ち悪い、頭痛などを訴えた治験者はそこで終了となるらしい。
そしてそれがチラホラいて、副作用の可能性として報告されるんだとか。
そう考えるとその2%もだいぶ怪しい。
家にいても頭痛とかなることもあるだろうし、「本当に新薬のせいで危険なことになる人って、そもそもいるんだろうか」みたいな疑問すら浮かんでくる。
そもそも死亡例など、本気で危ない副作用を治験で出してしまった製薬会社はどうなるんだろ。
どうもたいしたリスクはないような気がしてきた。
さらに調べたところ、日本で行われる治験のほとんどはジェネリック医薬品らしい。
開発費用がほとんど掛からないため、販売費用も抑えられている。
つまりすでに医薬品として出回っている薬と成分が同じもの。
治験が危険というイメージはほぼ間違いだったと結論付けて良さそうですね。
全ての薬に副作用はあるわけで、『病院でいただく薬を飲むのとほとんど危険性は変わらない』というところっぽいです。
治験モニターアルバイトでは何をやるのか
リスクはほとんど無いとして、
「実際に治験モニターのバイトってどんなことをするの?」
という疑問点について体験談などを調べてまとめてみました。
治験の種類
治験といっても色々なケースがあるようです。
- 通院型・入院型
- 健康な人が対象・病気の人が対象
- 薬の治験・医療機器の治験
大きく分けるとこんな感じでしょうか。
入院型の場合、女性は参加できないという案件が多いようです。
モニター中の生活
基本的にはすることはありません。
- 決められた時間の薬投与
- 定期的な採血や問診
- 管理された食事
くらいのようで、ほとんどの時間は完全に自由らしいです(笑)
ただ過度な運動など制限されるものもあるようですね。
私の場合は過度な運動不足なんで、ここは完全に問題なしです。
入院のケースがほとんどのようですが、この場合基本的には大部屋で過ごすことになるので、人間嫌いな方は少々キツいかも。
食事は採血をするため肉が多めなのだとか。
現場にもよるのでしょうが、概ね美味しい食事だったという意見が多いです。
これが魅力!高額報酬
治験を考えたことのある人の狙いはここですよね。
そう、高額なバイト給料\(^o^)/
ただこれは間違いらしくて、治験のアルバイトなんてないそうです。
厳密にはボランティアとしてのモニターを募集していて、負担軽減費という名目で報酬が支払われるのだとか。
正直報酬だろうが、給料だろうが、負担軽減費だろうが、なんでも良いですよね(笑)
大金もらえるなら、それでいいんです!(ジョン・カビラ風)
実際にもらえる報酬
治験報酬の相場は1日1~1.5万円くらい。
一週間で10万円くらいのようです。
通院タイプの場合は1日1万円前後。
起きている時間だけで時給換算するとかなり安いですが、実際ほとんどの時間は寝転がって漫画を読んだりしているだけなので(笑)
採血や問診の時間だけで時給換算したら、エグいことになりそうです。
さすが都市伝説級のアルバイト!ではなくボランティア!
治験ボランティアをする方法
危険はなさそうだし、高額な報酬はもらえるし、とりあえずやってみよう(^^)/
と思ったんですが、検索してもなかなかまともな情報が出てきませんでした。
糖尿病などの持病がある方の治験は沢山あるようなのですが、健康体には需要なし?
せっかくやる気になったのに!
てことで探しまくったら、治験情報を送ってくれるサービスに登録しておくのが良いっぽい。
全国の病院と提携しているサービスがいくつかあるようで、自分にあった案件があれば教えてくれるのだとか。
ただ地方にはあまり治験案件がないらしいので、とりあえず登録できるもの全てに登録してみた。(東京の人はそこまでしなくてOKだと思う)
治験一覧
大手らしいから案件が多いことに期待。
ここも地方でもありそう。
健康体男女対象。
近畿圏内の人しか登録できない。<
時々で色んな種類の治験を実施。
(会員登録が有料のところは除きました)
登録しながら感じたことは、思ったよりも地方だと案件は少なそう・・・。
中には遠くても交通費支給してくれる病院もあるようなので、そういった案件が来るのを待つしかなさそうですね。
できるだけ沢山登録しておいた方が良さそうなので、また治験紹介サービスを見つけ次第追記していきます。
まとめ
- 治験での人体への危険性は、たいして心配することもなさそう。
- 普通のバイトと違い、基本ヒマ。
- 実労時間で時給換算すると恐ろしく高給。
- アルバイトではなく、あくまでボランティアという形式。
- 東京以外の案件は少ないので、複数の紹介サービスに登録して良い案件を待つ。
個人的な調査での考察なので、最終的には事故判断で。
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