今年も確定申告の季節が迫ってきていますね。
本当に憂鬱・・・。皆様毎年お疲れ様です。
私は自営業歴9年で、主にパソコン・WEBを使う仕事をしてきたので、青色申告用にそれなりに目ぼしい会計ソフトは使ってきています。
無料のものから有料のものまで、それこそ初年度は無駄に3つのソフトを試してみましたし、初年度以降も確定申告の時期になると、色んな会計ソフトを求めてさまよいました。
効率を求めて、効率化のために膨大な時間を使うという悪循環・・・。
そんなこんなで辿り着いたのが『MFクラウド確定申告』。
今年でMFクラウド確定申告を使うのは3年目になります。
読者の皆さんは私のように時間を無駄にしないよう、MFクラウド確定申告についてのレビュー記事を書くことにしました。
心からオススメしたいものなのでウザいくらい推しますが、そこはご容赦くださいね(笑)
目次
私がMFクラウド確定申告に辿り着くまでの歴史
まずは昔を思い出しつつ、どうやってMFクラウド確定申告に落ち着いたのかを書きます。
私の失敗を擬似体験していただくことで、読者様には無駄な時間を使わせまいとする意図があります。という建前です。
(「その歴史を読む時間こそ無駄だわwww」という方は、どうぞ読み飛ばしてください。)
無料にこだわりすぎた初年度
黒歴史過ぎるので細かいことは省きますが、私が税務署に申告して自営業者を正式に開始したのは2008年、今から9年前のことです。
(言い回しでそれとなーく察してください。)
その時やっていた中古車関連事業は転けに転けて、「確定申告なんてしてる場合じゃねーぞ」ってくらいに貧乏でした。
となると、やはり飛びつくのは無料という甘い誘惑ですよね?
「無料 確定申告 ソフト」
とかで検索して、良さそうなものを3つほどダウンロードして使ってみました。
(批判しかないので、大人の事情によりソフト名はお答えできません。)
初年度はとにかく簿記の知識も皆無だったので、簿記に関する本を中古で2冊購入して、それを片手に頑張って作っていました。
その結果、撃沈。
まず素人が焦って簿記の本を読んだくらいで、完璧に仕分けなんてできませんでした。舐めすぎました。
3つのソフト全て、あくまで確定申告の書類を作るための補助をする感じで、簿記の知識がないと使いこなせない感じ。
1週間ほど格闘したのですが、イライラがピークに達して3つともアンインストール。
本当に無駄な時間を過ごしました。簿記の勉強にはなりましたが。
その格闘時間でバイトでもしていたら、有料ソフトを買い漁れましたよ(笑)
結果的にヤマダ電機で超有名会計ソフト「やよいの青色申告」を購入し、知人経営者に助けられつつ、騙し騙しなんとかやり遂げました。
「やよいの青色申告」を使った印象としては、無難なソフトといった感じ。
クラウド型のソフトに目をつける
初年度の確定申告で辛い思いをした経験から、「より良いソフトはないものか」という思いが、ずっと頭から離れないようになりました。
知り合い自営業者との話で聞き慣れないソフト名が出たら「ちょっと見せて」とお願いしたこともしばしば。(ほとんど断られましたがw)
そうこうしていると、なんでもクラウド型の会計ソフトが便利だという話を小耳に挟んだので、その代表格らしい『freee』にチャレンジ!
価格は年間9,800円+税です。(無料を謳っていますが、無料だとデータ保持期間が30日で、さすがに使えません。)
その感想としては、簡単すぎて不安というものでした。
矛盾しているようですが、まぁ聞いてください(笑)
初年度で簿記を少々勉強したおかげで、ある程度は記帳方法や専門用語を理解してきていたのですが、freeeを使っていると専門用語が出てこないんです。
「え?本当にこれで大丈夫?」といった感じ。
確定申告で青色申告をする以上、簿記のルールに従って漏れなく記帳し、それを申告しなくてはいけません。
それを怠れば罰則もあります。
普段はそこまで見られることはないのですが、もしも税務署が入ることがあれば、それがバレるのは必至。痛い目をみることになります。
(ちなみに以前私は申告していなかったことがあったため、税務署の怖さを体験済み。思い出したくもない)
その時に記帳が適当だと、どうなるでしょう。
当然税務署員の心象は最悪でしょうし、申告者が「いや・・・よくわからないけどソフトにちゃんと打ち込みましたよ・・・」なんて言ったら終わりでしょうね。
納税義務も、記帳義務も、会計ソフト会社にあるのではなく、申告者(事業者)にあるんです。そんな言い訳通用するわけありません。
そういうことを考えると、有事の際には不安でしょがないソフトといった印象でした。
簿記の知識がない人でも使えるように開発された初心者用ソフトらしいですが、簿記の知識もなく事業をして良いのか・・・。
この部分に関しての考えは色々あるでしょうが、私の考えでは抵抗があります。
MFクラウドとの出会い
個人的に『freee』は合いませんでしたが、freeeで経験した
- 連携サービスからデータ取得
- スマホからの簡単入力
には非常に大きなメリットを感じました。
事業用の費用をクレジットにまとめていたら、これだけで手間を80%くらい軽減できる感じ。
そこで同じような便利機能があるクラウドソフトに絞って探して出会ったのが『MFクラウド』というわけです。
詳しくは後述しますが、もうMFクラウド確定申告以外使う気がしません。
【公式】MFクラウド確定申告
MFクラウド確定申告について
料金体制はfreeeとほとんど同じ。
- フリープラン(無料)
- ベーシックプラン(8,800/年)
- 電話サポート付き(17,200/年)
の3コースです。
フリープランは月間仕訳件数が15件なので、普通無理。
どういったソフトなのか体験してみたい人用って感じでしょうか。
基本はベーシックプラン。不安なら電話サポート付きといった感じでしょうか。
体感的にほとんどわかるし、検索エンジンで検索すればだいたいのことは出てくるので、よほど不安な人以外はベーシックプランでOKでしょう。
私はもちろんベーシックプランです。
クラウド型なので、もちろんデータはサーバー上。
インターネット回線とパソコン(もしくはスマホ)があれば、どこからでもアクセス可能です。
特筆すべき機能
- 連携サービスからの自動データ入力
- 勘定科目などの自動学習記憶
- 軽快な動作
この3つ、特に上2つは最高です。超楽。
まず連携サービスですが、有名なWEBサービスはほとんど網羅していると言っても過言ではないでしょう。
- 各種クレジットカード
- 大手銀行・ネット銀行
- ランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソーシング
- A8、もしもなどのアフィリエイトサービス
- Amazon、BASE 、カラーミーショップなどのネットショップシステム
- PayPalなどの決済システム
これらを利用した取引は、連携することで全て自動で入力されます。
あとはそれを確認して、仕訳登録するだけ。
また、過去に仕訳した取引については学習してくれていますので、勘定科目やタグなども自動で入力されています。
それらを確認して、仕訳登録するだけ。
もちろん最初は連携サービスの同期や、手入力が必要でそれなりに手間なのですが、ある程度使っていくと、ほとんどの作業がマウスをクリックするだけで終わってしまいます。
MFクラウド青色申告を使ってみてのレビュー
もうだいたいのことは書いてしまいましたが、個人的な使用感や感想をまとめてみます。
まず圧倒的に確定申告の手間が減った。これに尽きるでしょうね。
初年度は、なんだかんだ1ヶ月くらい頑張っていたように思うのですが、今年なんて半日でほとんど終了しました。
たった8,800円で1ヶ月という膨大な時間を買ったようなもんです。
本当無料にこだわって何やっていたんだか・・・(笑)
あとはストレスなく作業できるというところも良いですね。
ちょっとした簿記の知識さえあれば、なんとなくの感覚で操作できちゃいますし、音楽を聞きながらマウスでクリックしていくだけでほとんど終わります。動作ももっさり感はほとんど感じません。
ここで神経すり減らさないで済む分、仕事にも打ち込めるというものです。
必要な機能も充実しています。
確定申告に必要なデータ整理や書類作成はもちろん、経営を視覚的に判断できるよう色んな側面からのデータを表示できます。
確定申告のためだけではなく、経営の健全化補助のためにも有効。
メリットだけではアレなので、無理矢理デメリットをつけるとしたら”クラウド”だということですかね。
大きなメリットをもたらしてくれているクラウドシステムなのですが、その反面セキュリティーはオフラインソフトには劣ります。
そりゃオフラインなら、データ流出の可能性は0なので(笑)
しかしそれは、ちゃんとセキュリティソフトを入れておけば問題ないでしょう。
仕事の中でインターネットを使う以上、例えクラウド利用していなくてもセキュリティは大事です。当然ちゃんとやってますよね?
MFクラウド青色申告のサーバーのセキュリティについては、正直良くわかりません(笑)
ただここまで認知されてきているサービスで、今までデータ流出などのニュースを聞いたことはないので大丈夫そう。私は心配していません。
本当に1回使ってみてほしい
もし他のソフトで青色申告をしていて、完璧に満足しているなら良いのですが、少しでも不満があるならMFクラウド青色申告をぜひ使ってみて欲しい。
しつこいようだけど本当にオススメなんです!
8,800円の価値は楽勝であるということを、太鼓判押させていただきますよ。
特にブロガー、ライター、フリーランス、アフィリエイター、ネットショップ運営者、せどりなど、WEBを利用して仕事をしている人。
あまりの便利さに感動しますよ。
【公式】MFクラウド確定申告